Twitter スペースを試してみた
以前からここのトークでも Clubhouse を導入してみようという話が出ていたものの、主要メンバーが Android ユーザーだったこともあり二の足を踏んでいました。
そうこうしているうちに、Clubhouse の盛り上がりも少し落ち着いてきたので、他に似たようなものがないかなーと思っていたところ Twitter スペースならば Android でやれるとのこと。さっそく試してみました。
Twitter、音声チャット機能「スペース」を提供開始–ホストはフォロワー600人以上が対象 | CNET Japan
投稿ボタンを長押しで Spaces アイコンがでてくる、、、と思ったけどぜんぜん出てこない。これを試した時は ↑ の記事も知らなかったので フォロワー600人以上のアカウントじゃないとできないとは思いつかなかった。
Yurutalk Twitter アカウントはフォロワー全然いなかったのですが、たまたま自分のアカウントが条件を満たしていたのでそれで実施。Spaces ボタンを押すとすぐに始まるので、すごく簡単。
屋外にいたので、Bluetooth のイヤフォンマイクでやりました。シンガポールにいる僕と、香港にいる先輩との1:1通話でした。
音質:
話している当人たちからは悪くないかな。普通に話せる感じ。遅延も気になるレベルではない。Zoomとかで話しているのと同じ。(3人以上で話してないから、スピーカーが増えてくると変わるかもしれないけれど。)
ただ、 リスナーとして聞くだけの側に回ると音質が結構下がるとのこと。音の流し方として、スピーカー側は10人までとかの少人数で双方向リアルタイムなので WebRTC とか何かそういうのでつないでいて、リスナー側に対しては HLS とかに変換して、 CDN かませて大規模配信できるようにする、とかそういうつくりなのかな?
操作性:
前述のとおり悪くない。
すぐに始められるし、ゲストもすぐに呼べる。リスナーをスピーカーに昇格させるのも簡単。自分のタイムラインに招待のリンクもすぐ出せるから、フォロワーさん向けに定期的にコンテンツ配信をしようとしている人にはいいかも?
その他 課題:
まだちょっと不安定かも・・?
30分おきくらいに切断しちゃったので(ふっといつの間にか切れている)、「あ、切れちゃいましたね。やり直しましょう」といって、5,6回くらい立ち上げ直しました。まあ、出たばっかりだからそんなものなのかなと思います。きっと安定していくでしょう。
感想
Clubhouse も参加したことありますが、システム的にそこまで大きな差は感じませんでした。
システムの思想として、Clubhouse の方が、偶発的な出会いが多く発生しやすいように設計されているのかな?と思います。Twitter スペースは(いまのところ?)基本的にフォロワーの人が対象なので、少し閉じているイメージ。フォロワーの人がリツイートとかしていったら多くの人の目に触れることになるのでしょうが、そんなことして貰える人って、結構しっかりしたコンテンツ力をもっている人だと思うのです。
Clubhouse が本当に友達の間でのダベりのための空間だとすると、Twitterスペースはもう少しプロ的に、狙って音声ライブコンテンツ配信をする場なのかなあという印象でした。なので棲み分けは、割とはっきりされるんじゃないかしら。
Yurutalk Twitter フォロワー数、これ書いている時点で2だったので、使う日はあと少し先かな・・・・。